「例にもとづく情報理論入門」(講談社サイエンティフィック)の正誤表

第1刷における修正 (以下、式はtexの記号で表します)


p.4 例1の中の式

   (\Omega = {(1,2,3,4,5,6)},P) 誤

   (\Omega = {1,2,3,4,5,6},P) 正


p.18 例題1の解答2番目の式

01/11/10/00/10/01/11/10/00/10/00/11/00/01/11 誤

B D C A C B D C A C A D A B D  誤

01/11/10/00/10/01/11/10/00/10/01/11/00/01/11 正

B D C A C B D C A C B D A B D 正


p.20

下から2行目

   例えば、図2.1において枝集合{(1,2),(2,4)}節点 誤

   例えば、図2.1において枝集合{(1,2),(2,4)}は節点 正

最下行

   節点$\{2\}$へのパスである。誤

   節点$\{4\}$へのパスである。正


p.22 図2.3 (c) C_5 右側の枝のラベルの0と1が逆


p.29 式(2.7)

   最後に-1を加える

p.29 式(2.7)の次の式の変形の4行目

   ...-2^{l_n}) 誤

   ...-2^{-l_n}) 正

   その式の変形の5行目

   (l_{n+1} < l_M) 誤

   (n < M) 正


p.30 上から6行目

   これも一意的に復可能な瞬時符号 誤

   これも一意的に復号可能な非瞬時符号 正


p.32 下から3行目

   瞬時符号や一時的号可能な 誤

   瞬時符号や一時的復号可能な 正


p.33 式(2.19)

   L \geq -p_1\log_2p_1-p_2\log_2p_2-\cdots-\log_2p_M 誤

   L \geq -p_1\log_2p_1-p_2\log_2p_2-\cdots-p_M\log_2p_M 正


p.35 図2.11のキャプション中の不等式

   $-\log_2{p_n} \le l_n \leq -\log_2{p_n}+1$ 誤

   $-\log_2{p_n} \le l_n < -\log_2{p_n}+1$ 正


p.48 下から8行目

   が存在して$P^n$のすべての 誤

   が存在して$T^n$のすべての 正


p.50 式(3.17)の2行上

   これより、両辺の絶対をとると 誤

   これより、両辺の絶対をとると 正


p.53 下から11行目

   など与えられていたとしよう 誤

   などと与えられていたとしよう 正


p.56 一行目

   定常確率分布を求めよ。 誤

   定常確率分布$(p_1,p_2,p_3)$を求めよ。 正


p.56 問3.3

   0の出現確率が0.99で、1の出現確率が0.01であるとする。 誤

   0の出現確率が0.9で、1の出現確率が0.1であるとする。 正


p.63 式(4.25)の下一行目

   ただし、$\theta_i$は$\overline{p}_j$と$p_{ji}$の間の 誤

   ただし、$\theta_i$は$\overline{\boldmath p}_j$と$p_{ji}$の間の 正


p.63 式(4.26)の一行上

   より$\displaystyle{\sum_{i=1}^m \lambda(p_{ji}-\overline{\boldmath p}_j=0}$となり 誤

   より$\displaystyle{\sum_{i=1}^m \lambda_i(p_{ji}-\overline{\boldmath p}_j=0}$となり 正


p.67 一行目

   $p(y)=0$か$H(X|y)=0$が成立することがわ 誤

   $p(y)=0$か$H(X|y)=0$が成立することがわ 正


p.67 4.6の一行上

   \[

      d(X,Y)+d(Y,Z) \leq d(X,Z)      誤

   \]

   \[

      d(X,Y)+d(Y,Z) \geq d(X,Z)      正

   \]

(第6版では修正済み)


p.73 式(5.8), 式(5.9) \logの中の分母

   \sum_{i=1}^M p(a_i)P_{ij} 誤

   \sum_{k=1}^M p(a_k)P_{kj} 正


p.83 式(5.32)の下3行目

   $2^{-n \epsilon}$は 誤

   $2^{n \epsilon}$は 正

(第6版では修正済み)


p.84 式(5.33) 2行目

   =(1-Q)\left(\frac{Q}{1-Q}\right)^{d(a,b)} 誤

   =(1-Q)^{n}\left(\frac{Q}{1-Q}\right)^{d(a,b)} 正


p.85 式(5.34)変形の最後から2行目

   < P(送信符号語$a$が$S(r)$の中に入っていない) + \sum 誤

   \leq P(送信符号語$a$が$S(r)$の中に入っていない) + \sum 正


p.85 式(5.35)の上3行目

   $n > R^2(1-R)/\tilde{\delta}\tilde{\epsilon}$ 誤

   $n > R(1-R)/\tilde{\delta}\tilde{\epsilon}^2$


p.102 式(6.33)右辺

   M{c}^T 誤

   M{e}^T 正


p.104 式(6.39) 7, 8行目と9, 10行目が共に下記のようになっていて 重複している。

   0101010

   0011100 (となる9, 10行目を削除)

最下行の上に

   1101100

   1110000 (を挿入)


p.109 式(6.54)の2行目と3行目の間に

   1+a^2=1+(1+a)=a

を入れる。


p.110 2行目から3行目

   ガロア体(Galoi Field) 誤

   ガロア体(Galois Field) 正


p.110 上から9行目から10行目

   原始 誤

   原始根 正


p.113 式(6.59)

   P(x)=c_5x^2+c_6x+x_7 誤

   P(x)=c_5x^2+c_6x+c_7 正


p.114

式(6.64)

   E(x)=x^i, ~i=1,2,\cdots,7 誤

   E(x)=x^i, ~i=0,1,2,\cdots,6 正

式(6.66)の上2行目

   3次の多項式で割ったなので、たかだか3次の多項式で 誤

   3次の多項式で割った剰余なので、たかだか2次の多項式で 正


p114 式(6.65)

   Y(x)=C(X) 誤

   Y(x)=C(x) 正


p.114 式(6.65)の下一行目

   そこで、$E(x)$を 誤

   そこで、$Y(x)$を 正


p.115 式(6.71)の一つ上の式

   Y(a)=C(x)+E(a)=E(a) 誤

   Y(a)=C(a)+E(a)=E(a) 正


p.117 式(A.2)のフーリエ変換

   df

   dt 正


p.118 式(A.5),(A.6)

   X(f)=0|f|\ge Fのとき 誤

   X(f)=0, \quad (|f|\ge Fのとき) 正


p.123 下から9行目

   いように使用というのが 誤

   いようにしようというのが 正


p.127 問3.1 1)の中の式

   \log_25-2=0.321928 誤

   \log_25-\frac{8}{5}=0.721928 正


p.128 問3.3 最後の行

   平均符号長は0.559となる。 誤

   平均符号長は0.659となる。 正


p.130 2行目

   上式は$b^3=b+1$を意味する。 誤

   上式は$b^4=b+1$を意味する。 誤


p.131 2番目の式

   P(x) = c_5x^2+c_6x+x_7 誤

   P(x) = c_{12}x^3+c_{13}x^2+c_{14}x+c_{15} 正


p.131 下から6行目

   もし$Y(x)=C(X)$ならば 誤

   もし$Y(x)=C(x)$ならば 正


p.131 下から3行目

   Y(b)=C(x)+E(b)=E(b) 誤

   Y(b)=C(b)+E(b)=E(b) 正


2002年2月7日現在において少し急いで作ったので、誤り訂正の誤りがあるかもしれませんし、修正抜けもあるかもしれません。ご意見はoishi@oishi.info.waseda.ac.jpまでお願いいたします。また、ご指摘いただきました、同志社大学原田等先生(黒字の修正分),大阪大学大学院北川勝浩先生(青字の修正分)に深く感謝いたします. 

このページのURIはhttp://www.oishi.info.waseda.ac.jp/~oishi/info.hml

最終更新 2002/2/8